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2006年09月24日

お知らせ

10月半ばまで休みます。
よろしくです。


2006年09月21日

裁判長!ここは懲役4年でどうすか

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北尾トロ、『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』読みました。

ワイドショーも小説もぶっとぶほどリアルで面白いのがナマの裁判だ。しかもタダで誰でも傍聴できる。殺人、DV、詐欺、強姦…。突っ込みどころ満載の弁明や、外見からは想像できない性癖、傍聴席の女子高生にハッスルする裁判官。「こいつ、絶対やってるよ!」と心の中で叫びつつ足繁く通った傑作裁判傍聴記。 (amazonより)

ってな感じで、本当にやってる裁判の傍聴レポです。実際の被害者もいる裁判を、深刻なタッチでなく「裁判ショー」を観てるチックにりポートしてるからフキンシン感がほんのーり漂ってたりもするんだけど、読んでるこっちもその表現の仕方が的確で可笑しくツボを押さえてるもんで笑っちゃってでも迫真に迫ってるから後ろめたいよなあとも思いつつもどんどんページめくってしまうという。

裁判傍聴のことをなんにも知らなかった、ええっとドラクエでいうと旅人の服とこん棒くらいしか持ってなかった筆者がどんどん傍聴のスキルをアップしていって青銅の鎧→うろこの鎧→鋼の鎧ってな感じで傍聴巧者になっていく様子も面白いです。

最初のころ傍聴した音羽幼女殺人事件の山田ミツコ被告の「わたしなんか死んでしまったほうがいい・・」という嗚咽交じりの反省雨あられ供述を聞いた筆者は被告のトーク力に感心するんだけど、二年半ほど傍聴をこなしていくうちにその印象が違ったものになっていく、みたいなところも読みどころ。

またもうすでに10年以上傍聴してる傍聴マニア先輩諸氏のアドバイスもとっても実践的でこれから裁判を見てみようと思う人にもとっても参考に。
裁判というのはだいたい逮捕の二ヶ月後に行なわれるので、傍聴マニアと呼ばれる人の手帳には新聞の切り抜きでいっぱいらしい。

2006年09月20日

底辺女子高生

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たまには若い人の書いた本でも読んでみるか、と思って豊島ミホ『底辺女子高生』を買ってみた。
中身見ずに買ったらエッセイだったので最初はがっくしきたけれど(エッセイあんま好きじゃないんす)、エッセイの形した鬱々高校生活小説になってて読んでるうちに後悔もだいぶん減りました。きっとわたしももうちょっと若かったらすごく共感したんだろうなあと。若い人に好まれそうだなあ。あと、高校時代がそんなに遠くない20代主婦とか。
豊島ミホさんの小説は檸檬のころが、榮倉奈々(監督岩田ユキ)で映画になるんやね。
詳しくはココに。

若い人が主人公の小説が多いみたいだけど、ふふふ。わたし、この『底辺女子高生』を読んで密かに作者の中にある『おばちゃん』(いい意味で)のにおいを嗅ぎとったね。
今のほっこり挫折ダメ女子路線もいいけど、もうちょっと年とって本格派おばちゃん小説を書くようになるとすんごい傑作が出来そう。楽しみっす。(と、これしか読んでないのに勝手なことを言ってみる)


2006年09月19日

ロスト・ストーリー

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8月にDVDの出た『ロスト・ストーリー』。いや、見てないんですけど、豪華なキャストですね。
ヒュー・ジャックマン、ケイト・ブランシェット、ポール・ベタニー、ジョシュ・ハートネット、キーラナイトレイ、イレーナ・ダグラス、ダリル・ハンナ、ジェフ・ゴールドブラム、ジェームズ・ガンドルフィーニ、メアリー・エリザベス・マストラントニオ、アンディ・サーキスなどなどが出てる短編集です。
ヒュー・ジャックマンの出てるのはブサイ個性的な顔立ちの奥さんデボラ=リー・ファーネスが、監督してます。
それぞれの話の詳細はコチラで。
ガンドルフィーニの出てるのは随分前のやつだなあ。IFILMでみたよ。(調べたら1999年の作品だった)

てそんなことよりなにより、上が日本版のポスターですが、ガンドルフィーニの姿がないじゃないですかー。アチラ版↓ではちゃんといるのにぃ〜。

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2006年09月18日

懲りもせず

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まだ戸梶圭太読んでるわけですが。
『アウトリミット』
WOWOWで放送されてDVDになってるけどやっぱビミョウに話違う感じ?
レンタルで借りてみよっと。
もちろん原作はとっても面白いよ。いつものようにゲロも出るよ。そして笑いながらも最後ちょっと心理的に怖いシーンもあります。ってそんなシーンもDVDにあるんかな。
戸梶圭太、映画になってる『溺れる魚』ですら全然映像作品みたことないや。
今回はボールペン型の拳銃がミソです。

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『トカジノフ』
短編集。最初のヒットマンがターゲットの部屋を間違えたことから巻き起こる大騒動『ターゲット508』と最後の失恋直後のOLが警官刺したヤンキー女にカージャックされる『ニ種族衝突』がお気に入り。『ニ種族〜』はOLがモノマネ上手なとこがミソ。


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『未確認家族』
エンコーやってた女子高生が家族を持ったが、ってな感じの話。
その彼女の夫につきまとうイッちまったヲタ女のデンパっぷりがこわーいデス。
自業自得なキャラたちに制裁が下されるのを見るのが戸梶作品を読む楽しさでもありますね。はあと。

2006年09月17日

しあわせの法則

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なにげにCSでやってたのでクリスチャン・ベール、ケイト・ベッキンセール、フランシス・マクドーマントの出てる『しあわせの法則』観ました。
原題になってるLAUREL CANYON って住宅地が坂が多くてきれいなお屋敷が並んでて景色みるのが楽しかったなあ。

話はまあ、フランシス・マクドーマントがフラワーチルドレン世代で音楽プロデューサーしてるいわゆるそういう世代のフリーな母親でクリスチャン・ベールが医学部出た硬い息子。そこにはお決まりの長年の葛藤があって、クリスチャン・ベールのこれまた硬い恋人のケイト・ベッキンセールがからんでみたいなそんな話かな。
もっとクレイジーな感じかなと思ってたのに案外おとなし目だったので欲求不満、みたいな。皆、根はいい人なのね。どうしようもないバカがいればよかったのにーと思ったりして。
あ、でも、いつも外国映画のプールのシーンみて寒そうだなあと思ってたんだけど、今回はほんのり湯気があがってていいなあと思いました。あったかそうで。
あとフランシス・マクドーマントは今回の長髪よかったな。今までの中で一番好きかも。
アレッサンドラ・ニボラは「ゴール」もそうだったけど、軽薄キャラいいですね。

ってそれにしても「しあわせの法則」って邦題、映画について調べようとググったら、その結果が、いろんな意味でちょと怖かったです。はい。

2006年09月16日

エラゴン/遺志を継ぐ者 

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この前『X−MEN』を観に行った時に予告編でしてた『Eragon』。
わたしドラゴンもの大好きなんで来たら観に行こうっと。
ナルニアと指輪っぽい絵だけど気にしなーい。
なんつってもジェレミー・アイアンズとジョン・マルコビッチが出てるし。
もう日本の公式サイトも出来てました。ココ。でもまだTrailerはないのね。というわけでTrailerはコチラから。(わたしは何故か見られない。しくしく)
原作はコレ。作品についての詳細はココカラ

『ドラゴンハート』も大好きで何回も見ちゃったよ。
でもこのドラゴンハートドラゴン↓は鼻の穴から火をぶほーっと噴くんですわ。
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口からのほうがかっこいいなあと思うんだけど、『Eragon』のドラゴンはどっから火を噴くのかしらん。予告編であったような気がしたけど忘れた。ジェレミー・アイアンズとマルコビッチに見惚れてたもんで。


2006年09月14日

もう12年前なのか

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昨日、夜中になにげにCSで『ぼくセザール 10歳半 1m39cm』を見ていて、セザールのお母さんがどっかでみたことあるけど、誰だろうと調べたら、マリア・デ・メディロスでした。
そう、『パルプフィクション』でブルース・ウィリスの恋人やってたの。あの時はすごく幼くみえたんだけどなあとか思ってたらもう12年前の映画になるんですね。つい昨日のことのように思えるんだけど。プチショックみたいな。

2006年09月13日

わにとかげぎす

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古谷 実の新刊『わにとかげぎす』が出たので買ってみる。
お、またダメ男に美人(なんかワケありそうだけど)が惚れる話かと思いつつ、脇のヘンな男たちの気持ち悪いトホホさが癖になってついつい買ってしまいます。

それにしても今回の主人公は同じヤンマガの「カイジ」へのトリビュートか、と妄想をふくらませてたりなんかして。
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わにとかげぎす主人公    カイジ


2006年09月12日

X-MEN:ファイナル ディシジョン

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あ、青い人がー!
というわけで『X-MEN:ファイナル ディシジョン』観て来ました。
1と2で小出しにしてきたX−MENたちの能力を今回はおもいっきし大放出出血大サービスで見せてくれますよ。う〜んカタルシス〜。ピカード船長とガンダルフのジジイ同士(このふたりいろいろあるけど「同士」っすよね)ももちろんよろし。
ブレット・ラトナー監督、『レッド・ドラゴン』『ラッシュアワー2』の時も思ったけど、このキャラのこういうとこ見てみたいって思うシーンを必ず見せてくれるサービス精神旺盛なとこが好きっす。
2では飛行機の操縦か、子供たちの保母さんみたいなことしかしてなかったハル・ベリーも今回活躍しております。
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ハル・ベリーとダニア・ラミレスの女同士ガチンコ殴り合い、なんてある種マニアにもたまらないシーンもふんだんに盛り込まれておりましたよ。
ってダニア・ラミレスどっかでみたことあると思ったら「25時」でナチュレルの同級生で出てた子か(たぶん)。
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毛深い男青い人は中の人誰なんだろうと思ったらこの人かー。全然わからんかった。

ファムケねえさんのジーンのシーンはちょっと『キャリー』を思い出しました。つうか70年代ホラーものみたいな。
もちろん、X−MENたちの能力見るのも楽しいんだけど、そこに大人の恋愛若者の恋愛、異形の苦しみ等などがからんでストーリを分厚くしておりますわよ。

それにしても、サイクロップス・・・・。

あと2・3回、見ても余裕で楽しめそう。また行こうかなあ。
イアン・マッケランの戦闘時のお帽子もとてもよろしかったです。

2006年09月11日

想い出は美しすぎて

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さて、『ソプラノズ』のseason5のDVDが届いたので見てるわけですが、何度見ても、トニーとトニーBの若者時代が男前↑に設定しすぎー。

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ってあれ?こうして並べてみると一応面影ある子を選んでるか。
と新たな発見、みたいな。

2006年09月10日

無間地獄

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新堂冬樹『無間地獄』読みました。
ひぃ〜、助けて〜、笑い死ぬぅ〜。
脱力の比喩と形容の世界がここでも〜華麗に披露されております。
小池一夫タッチのストーリー展開をナニワ金融道の青木雄二が描いてるってな感じと言うのかしらん。
いや、ほんと話は面白いんですよ。ページめくらせ力はかなりのものでございます。

桐生(主人公)「ヤクザしのぎ闇金編」は、闇金のシステムにほうーなるほどねえと、そしてだましだまされの展開にどきどきわくわく。
が、しかーし、そこにからむ桐生「愛憎編」はなんか血内男度濃度があまりにも高すぎて真面目な展開になればなるほど笑いがこみあげて仕方がないという。
男と女、もう同じ人間じゃなくて異種の生物?みたいな。
不自然すぎますってば。ひぃ〜。

さあ、次、「ろくでなし」いってみよ。

2006年09月08日

途中経過みたいな?

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で、『デトロイト・ロックシティ』の時のサム・ハティントン。
成長過程で鼻の下の溝の彫が深くなったような。

2006年09月07日

スーパーマン リターンズ

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『スーパーマン リターンズ』観ました。
で、またまたまた、な、長いよ、ママン・・・。
スーパーマンに地球を逆に回って欲しかったよ。・・・ってそれすると早送りじゃなくて巻き戻しだからまた始めから上映になるか。

ってそんなことより、ジェームス・マースデン@(鼻の穴)ロイスの旦那役、が撮影中にこんな姿でいたということを教えていただいていたので、映画中、ずっとなんかゴマかしてないか、ズルしてないか(なにを?)と注意してみてるのが忙しかったです。なんつて。

映画はうーん、ええっと、高性能ウルトラスーパーカー発表会みたいな?車の高性能ぶりを見てる時(スーパーマンが飛ぶとことか活躍するシーン)だけはおおー!とムネ踊るんだけど、役員の挨拶や研究員の開発秘話、(その他シーン)、みたいなとこでは眠くなる、みたいな。


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あと『ジャングル2ジャングル』でこんなにかわいかったサム・ハンティントンがこんなことになってたのにはびっくーり。どこのジョバンニ・リビシかと思ったよ。

2006年09月06日

Killshot

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ダイアン・レインとミッキー・ロークなんて80年代にセーシュンを送った方ならちょっと尻こそばさと懐かしさにむせびなくキャストでございますね。
『Killshot』(原作はエルモア・レナード)のTrailerがありました。ココ

話は(amazonより)

ピストルを頭に突きつけられてニッチもサッチもいかなくなったとき、そいつは言った。「なあ、ちょっと言わせてもらっていいか?」「なんだ?」「まさにあんたみてえな男を、おれは捜してたんだよ」プロの殺し屋“ブラックバード”と銀行強盗マニアのリッチー、変なとりあわせの変てこな出会い。そんな二人が“普通の夫婦”と妙なかかわりあいをもって…。

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ってそんなことよりなによりTrailer見てジョセフ・ゴードンくんが大人になってるのにびっくり。ええっと彼は誰かというと、「リバーランズ・スルー・イット」でブラピの兄ちゃんのグレイグ・シェイファーの子供時代をやったり『エンジェルス』でクリストファー・ロイド天使と弱小球団エンジェルスを助けたり、あとは『陪審員』でデミ・ムーアの子供やったりしてた子です。

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画像は『エンジェルス』の時ざんすね。顔あんまりかわってないなあ。

で、映画ですが、ミッキー・ローク、『シンシティ』すごく良かったので今回楽しみにしております。

2006年09月05日

とかなんとかいいながら

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新堂冬樹『カリスマ』上下巻読んでしまいましたがな。
インチキ新興宗教対そこから信者を洗脳から救い出す覚醒会、最後に笑うのは誰だ!?みたいな話かな。大きいドンデン返しもあるよ!ってなわけで小さいフォントにもかかわらずぐいぐい読めてしまいますた。面白いよ!(でもやっぱり目にキビしい)
それにしも内容が内容なのに文中たびたび出てくる脱力の比喩や形容はなんだろう。読みながら何度もずっこけそうになったよ。

例をあげてみよっと
・ルンルン気分とランラン気分の一卵性双生児が神郷の脳内でダンスを踊っていた
・ムンムン気分とムラムラ気分の桃色兄弟にステージを明け渡した
・動悸、息切れ、眩暈__「救心」を飲みたかった
・これ以上腹に力を入れると軟便がハローとブリーフにキスをしてしまいそうだった

声とか表情の描写もオモロイよ
・氷室のクールボイスを星山のエキサイティングボイスが呑み込んだ
・寝ぼけモードの不機嫌フェイス
・まみとは似ても似つかぬ醜悪フェイス
とか。

あとは女の人の乳首がやたら尖るのが面白かったです。

でも、これって新興宗教の教祖のカリスマのマヌケをあらわすためのテクニックなのかしらんとも思ったりするので別作『無間地獄』も読んでみよ(←もう買ったよ)。はたしてエキサイティングボイスは出てくるか、そして乳首は尖るのか。


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橋本治『蝶のゆくえ』読みました。
わたし、短編小説ってそんなに読まないんですけど、これはひさびさに、うーむすごいわと思った本でした。

母親の美加が18歳の時に産んだ子。美加の再婚とともに新しい父親と暮らすが、親として未熟な二人に虐待され死亡。―孝太郎(7歳・小学生)「ふらんだーすの犬」。「男の26は若くて、どうして女の26は若くないんだ」二度も二股かけられた男に呼び出され性懲りもなくまた会ってしまう。―晶菜(26歳・OL)「ごはん」。「私お母さんが大好きなの」いきなり夏子に告白されとまどう。女の19歳は問題が多い。―アオイ(19歳・短大生)「ほおずき」。深夜コンビニにたむろっている若い男たちに注意したことがきっかけで暴行を受け、夫が死んだ。殺された。定年退職した直後に。―静子(58歳・主婦)「浅茅が宿」。夫の仕事がうまく行かなくなったのを契機に夫の実家で暮らし始めたが、大学教授の舅と姑との暮らしは耐えがたいものがあった。―加穂子(37歳・主婦)「金魚」。毎年白菜漬を送ってくる母親が怪我をした。久々に故郷に帰り同窓生に会う。―孝子(57歳・主婦)「白菜」。(amazonより)

こういう感じの話の入ってる短編集なんですが、どれも淡々と書かれてるのにどれも心の深いとこを動かすのですわ。
「嬉しい」とか「悲しい」とか「辛いとか」そういう具体的な言葉を使わずに、またそいういう言葉にすらなってない「とある感情」をすごくうまく文にして見せてくれてます。
ひさびさになんか、うわー、文学だなあとしみじみ思った短編集でした。あ、文学でも全然退屈じゃないっすよ。読み終わった後にそう感じるの。

2006年09月03日

その人は女教師

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日本映画専門チャンネルで『その人は女教師』を観ました。
いやあ、全然観るつもりなかったんですが、これがデビュー作の当時の三船史郎のあまりの演技の下手さに思わず目が離せなくなってしまったのでした。
たぶん第三者のわたしが観ても、ひとごとながらにそわそわしてしまう演技だったのでご本人が改めて今これを見られたら悶絶死してしまうかも、といらぬ心配。
岩下志麻が女教師で三船史郎がその生徒。ふたりは恋に落ちるが・・・ってな話なんですけど、なんというか話的に、んなアホなーな、寒くてこそばい加減がとても面白かったです。
ちなみに水谷豊もこの映画がデビュー作だそうです。
12日と17日にまた再放送があるんで観ようっと。

2006年09月02日

カリスマ

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新堂冬樹『カリスマ』、文庫になってたので買ってみた。
読もうとしたら、だー、文字がちっこーい。普通の文庫のフォントよりも二割減くらいで小さいぞ。
面白そうなのに読みづらー。
読んでみたけどこりゃ、一日30ページまでが限界やなあ。目に悪そう。
中身確認して買うんやった。新書版のほうにすればよかったー。

2006年09月01日

で、またまたまた

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戸梶圭太を読んでるわけですが。
『天才パイレーツ』
だー、今までの戸梶作品で一番読むのに時間かかったよ。
というのも登場人物多いー。やっぱりわたし人の名前覚えるの苦手だのう。
なにせ豪華客船が舞台なのでその客とかクルーとか主催会社のメンバーとかが大勢出てくるんですわ。それをいちいち最初の登場人物一覧のページまで何度も戻って「えーっとこれは誰やったけか」とやってたらすんごい時間かかったよ。
で、やっぱ女王様ネタ好きだわー。

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『宇宙で一番優しい惑星』
で、これは今まで読んだ中で、一番筒井康隆っぽいなあと思いました。
それまでは『さくらインテリーズ』が一番それっぽいかなあと思ってたんですけど。
これも名前を覚えるのに苦労したー。
いや、登場人物はそんなに多くないんですけど、架空の惑星が舞台なので、名前が馴染みないカタカナ名になってるので。とほほー。

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『あの橋の向こうに』
お、珍しく女の人が主人公だ。
うーむ。27歳の女の人の生態、男の人が書いたとは思えなく鋭いっす。
でもセンセイ!一個だけ。
女の人はトイレではスカートは下ろさないっすよ。
下ろすのは下着とかパンストだけっす。ズボンの時は一緒に下ろすけど。キュロットとかの時も下ろすけど。
ね、そうですよね?
・・・・・・ってあら、なんか自信なくなってきた。え?わたしだけ?いや、そうなはず。どきどき。