無間地獄
新堂冬樹『無間地獄』読みました。
ひぃ〜、助けて〜、笑い死ぬぅ〜。
脱力の比喩と形容の世界がここでも〜華麗に披露されております。
小池一夫タッチのストーリー展開をナニワ金融道の青木雄二が描いてるってな感じと言うのかしらん。
いや、ほんと話は面白いんですよ。ページめくらせ力はかなりのものでございます。
桐生(主人公)「ヤクザしのぎ闇金編」は、闇金のシステムにほうーなるほどねえと、そしてだましだまされの展開にどきどきわくわく。
が、しかーし、そこにからむ桐生「愛憎編」はなんか血内男度濃度があまりにも高すぎて真面目な展開になればなるほど笑いがこみあげて仕方がないという。
男と女、もう同じ人間じゃなくて異種の生物?みたいな。
不自然すぎますってば。ひぃ〜。
さあ、次、「ろくでなし」いってみよ。