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2007年03月29日

あかね空

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「あかね空」観ました。
内野聖陽が京から江戸にやってきた実直でまじめな豆腐やになったり極道坊主になったりでそりゃーもう大忙しさ、みたいな映画でした(ほんとですってば)。

最初の永代橋のシーンがおもいっきしセットセットしてたので萎えたんだけど、あとは割りと楽しかったです。
その内野聖陽の極道坊主が運命のキーを握るなにかを持ってるんだけど、それをどう使うのかしらん、とちょっとわくわくしたりして。
あとは、中村梅雀のいやらし〜〜い商人の役もよかったですわー。

でも、もうなんか、たまには映画の時代劇も人情モノじゃないのがみてみたいと思う今日このごろ。
ちょんまげサスペンスは捕り物帖としてたくさんあるから、
ちょんまげサイコものとか。なんつて。
ところで、「聖陽」ってなんて読むのでしょうか。と今さら言ってみる。

2007年03月28日

ヴィトロ

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わーい、植木屋のヴィトロがシーズン6にも出たよ。

ところで、バカラ。ジャニスがトニーに「幹部にしてやってくれ」って言ってたけど、バカラって幹部に昇進したってエピ、前にあったんですよね。なぜに?もう幹部だと思ってましたよ。
もしかして幹部の中でもシルビオみたいなconsigliere(相談役)のポジションにしてくれってことなのかしらん。
それかバカラの直接のボスはジュニアだからそのへんがなにか影響して幹部じゃなくなってるとか?
うーむ、ちょっと謎。

2007年03月26日

セクシーボイスアンドロボ

黒田硫黄のセクシーボイスアンドロボ日テレで来月からドラマになるんやねー。
ロボを松山ケンイチがやるとは、ちょとびっくり。
ドラマの予告動画とか見た感じではなんか少年少女探偵ってな割とさわやか系な感じ?
ちなみに漫画のほうのロボはテレクラ好きで25歳のロボット好きのぬぼーっとしたフリーターってな感じで、いつも七色の声を持つ女子中学生ニコの声に電話でだまされちゃってるという。(ふたりが知り合ったのもテレクラ)

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こんな感じの茫洋とした人。

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テレクラよく利用します、みたいな。

でも松山ケンイチは「デスノート」のエルよかったからこれもほんのり期待。
ニコちゃん役の子がこの役のために髪切ったって言ってたけど、まだまだ足りませんですわよ〜。セクシーボイスのニコちゃんは髪型はやっぱショートじゃないと〜。ボイッシュな感じとセクシーボイスのギャップがこれまた面白いとこなのに。途中で髪また切ればえらいな。髪を切るというエピソードが漫画のほうにあるのです。


2007年03月25日

アメリカなアイドル

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アメリカンアイドルってデブ枠があるからいいですね(はあと)。
今んとこわたしはを応援中。
映画に出てくる一癖あるコンピューターおたく、かつエキスパートってな感じがよろしいです。全然イイ人っぽくないとこがナイス。

で、女子ですが、わ、わかりません。
つうか男1時間半、女1時間半、合計3時間の放送なんで後半、もう見る余力が残ってないっすよ。ぐったり。

2007年03月22日

パフューム ある人殺しの物語

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『パフューム ある人殺しの物語』観ました。
原作読んでる人多いと思うけど、とっても微妙〜な綱渡りをしてる感じで、でも、割といい感じで映画は進んでたと思いました。原作に敬意がすごくはらわれてると思ったです。前半の感じとかすごく好き。でも時々、その綱から落ちるときがあって、そこでちょっと笑ってしまうんだけど。
まず最初でちょっと笑ってしまったのが、初めてグルヌイユが作った香水を嗅いだ時のダスティン・ホフマンの頭の中に広がった匂いに喚起された幻想の映像。
誰やー、あのベタな女性はー?えー、本ってどんな感じだったかなあと家に帰って読み返してみるとびっくりちゃんと原作に忠実なのね。
本のときはなんも思わなかったのに映像になると笑ってしまうのはなんでだろう。不思議です。

(以下、原作から抜粋)

驚くべき芳香だった。パルディーニの目から発作的に涙があふれ出た。(略)
バルディーニは目を閉じた。美しい思い出がよみがえってくる。若いジュゼッペ・パルディーニがナポリの夜の公園を歩いている。かたわらに黒い巻き毛の女性がいる。窓近くにバラの茂み。夜風が吹いている。鳥がさえずる。港の居酒屋から、かすかに音楽が流れてくる。耳元でささやく声を聞いた。愛の告白を聞いた。全身にゾクッと陶酔が走り、毛穴の毛がいっせいに逆立つ。

で、やっぱり一番のトンデモシーンはクライマックスのあそこかな。おもいっきし、やってもうた感が炸裂みたいな。
でもそこもちゃんと原作に忠実な再現がされてるんすよね。その前に、(反転→)香水のふたを開けた瞬間、匂いに陶然とし崩れ落ちていく民衆の様子もベタなギャグみたいで笑えるんだけど(←反転)

(以下大ネタバレなので反転してます)原作↓


反転→ その結果恐るべき人殺し処刑の場が、途方もない乱痴気騒ぎへと移っていった。紀元前二世紀のローマ以来、この世についぞなかったはずの乱痴気騒ぎである。貞淑な女たちが奇怪な叫び声をあげて上衣を引きあけ、乳房をむきだしにした。裾をまくりあげて地面に倒れた。その白々とした裸身を前に、男たちはせわしなく視線を走らせ、手をわななかせながら充血して起立した腰のモノをズボンから引っ張り出して、何やらわまきつつ女たちにとびかかりさまざまな肢体、さまざまな組み合わせで交わりを始めた。(中略)
たちまちにして辺りの空気は汗と呻きに、叫びとすすり泣きにみちみちた。万余の人間獣の饗宴。地獄絵さながらの光景だった。
←反転

で、最後のシーンは話的にはトンデモなんだけど、映画でみるとそうでもなかったです。
このシーンよかったよ。ちょっとだけほんのちょっとだけ表現を原作とは変えてあるのね。

原作より抜粋
反転→ ともあれ人間のからだは丈夫にできていて、そうそう簡単には八つ裂きにできない。馬で四方にひっぱっても、なかなかちぎれないものである。そのためだろう、やがて短刀がひらめいた。突き刺して、えぐり取る。斧を持ち出すものがいた。肉きり包丁が関節にうち下され、音をたてて骨を砕いた。たちまち天使は三十片のかたまりに変わっていた。一味の全員にひとつづつ。手に収めて、あとずさり。つづいて喰らいついた。猛烈な食欲とともにかぶりついた。三十分後、ジャン・パティスト・グルヌイユは一筋もあまさず地上から消えうせていた。←反転


あ、そうそう、グルヌイユがとあることをするために布にべたべた塗ってたアブラ。あれは無造作に布に塗ってるんじゃなくて、あれでナニを巻いた時にどの部分がどこに来てどの部分がどういう形状になるかって綿密な計算の上にそれぞれのアブラの量が塗られてる、ってことを今回読み直して気づきました。

2007年03月21日

クスリまで

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マフィアの伝言屋だけをやっているのかと思えば、ハードジャンキーですかー。エドアルド・バレリーニ
ああ・・レストランはどうなるのか。
ってそれにしてもエドアルド・バレリーニ、落ちぶれ人間の堕落した顔演技うまいっすね。
なんかほんと人生のまっとうなレールから外れちゃった人間の堕落と荒廃のにおいが体から立ち上ってそうな感じがイイ。
これからもちょくちょく出てくれること希望。

トニーは安穏な生活にそろそろ飽きてきたころっぽいですね。
ラストのジャニスの子供を抱き上げてスリルを味合わせてやってるシーンにその暗示がありありと。怖いことは気持ちいいことと背中合わせなんすよね。なんかどデカイ悪いことしてくれるのかしらん、残りエピで。

病気して改心してヘルシーな健康食ばっかり食べてたら血のしたたるステーキやこてこてのフォアグラを食べたくなってきたぜ。くそう。でもまたそういうのに限って体に悪いんだな、これが。悪いのはわかってるけど食いたいんだよ。
俺(トニー)みたいな人間は命が短くなってもそれを求めずにいられないんだよっ。
みたいな感じ?

2007年03月15日

ステップ・アップ

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『ステップ・アップ 』ちゅう映画を見に行きました。
ふとしたことからお金もちのお嬢様とスラム街に住む若者がダンスのペアを組むってな話なんですが。
な、なんということでしょう、わたし、超能力者になってしまったのでしょうか。最初、メインの登場人物たちが出てきたときに誰が死ぬか、それからどういうふうに主人公の二人が惹かれあっていくか、そして反発、でもって若者たちを見守ってきた校長のラストシーンでの表情と台詞がどんなのになるのか、までわかってしまいましたよ!

ってまあ、そんな感じの映画でござーました。
映画っつうよりPVの尺が伸びたってなそんな感じみたいな。わたすが今の半分くらいの年齢なら純粋に感動したかもしれないけど、いかんせん、おばちゃん心には、ぬるーく感じる映画でございました。
ああ・・・年をとったでございます。しんみり。

これを考えると「リトル・ダンサー」や「8マイル」(←ダンスとスラムでくくってみた)はほんとよく出来てるわーと改めて思った春の一日。

2007年03月14日

ソプラノズ

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さて、今週のエピは盛りだくさんで充実しておりましたね。
トニーがAJを諭すシーンはとってもよかったでございます。
にしても、ヴィトー、ロマンス編、ひっぱるなー。こんなに何週にもわたると思わなかったですわ〜。
あのパンケーキはちょっと食べてみたいなとおもったりして。

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(彼方にあの山は見えてるか・・・。なんつて)

さて、公式サイトに本国で4月から始まる残りエピのtrailerが公開されてますが、同ページの「Death Montage」というタイトルをクリックすると(「Reflections」の上)season1からドラマ内で死んだ人たちのメモリアルっぽいクリップが見られます。

が!、今、こっちで放送中のseason6での大ネタバレになってるので、見る時は注意してくださいまし。っていうか、まだ見ないほうが絶対いいです。はい。

2007年03月11日

ふさ〜

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『コーマ』(1977)ちゅう映画をなにげに見ました。
マイケル・ダグラスはあんまり今とかわらんなあ。
って、エド・ハリス、この映画がデビュー作っていうんで一生懸命探したんだけど、なかなか見つけられなかったですよ。
髪の毛がふさ〜、すぎて。ってもうすでに薄くなりかけてるか。ちなみにこの映画当時27歳。

映画も面白かったよ。
チューブのつながれた死体がずらーっと並んでるシーンは『マトリックス』をちょっと思い出しましたです、はい。
監督はマイケル・クライトンでございました。


2007年03月08日

エドアルド・バレリーニ

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さて、『ソプラノズ』ですよ。
ヴィトーどうなるかと思ったけど、今回、出番なしでしたね。

で、エドアルド・バレリーニ、あんた『ディナー・ラッシュ』で父親(ダニー・アイエロ)のマフィア稼業をイヤがってたのに、なんで、マフィアの調達&伝言やなんてやってるんですかー。
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真っ白なシェフの衣装を身に着けてた時なあんなにパリっとしてたのに、今やこのよれよれはなんですかー。表情にまで覇気がないですよー。(って毎回こんなネタばっかですんません、ほほほ)

エドアルド・バレリーニ、実はひそかにファンなのでもっといろんな映画に出てくれたらいいなあ・・・。

2007年03月07日

80年代の

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4月にこっちでも公開されるのですね。ヒュー・グラントとドリュー・バリモアの『ラブソングができるまで』。
なんとなく「アメリカン・ドリームズ」が公開されなかったから、あんまり期待してなかったのでうれぢい。
ヒュー・グラントが元80年代ポップスターで、そのときのビデオクリップが公式サイトにもちょこっと(右下の「ミュージックビデオ」んとこ)あるんだけど、フルバージョンのがyoutubeにあったわ〜。

ttp://www.youtube.com/watch?v=S0A7dtdc-nU

この映画の監督って「 トゥー・ウィークス・ノーティス 」の人なのねん。 トゥー・ウィークス・ノーティス にはノラ・ジョーンズも出てたから、そのうち音楽系のラブコメじゃないなんかシリアスーな映画作りそうな気がする。(と妄想してみる)

2007年03月06日

オール・ザ・キングスメン

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なんだかこの前授賞式あった2006年のアカデミー賞の受賞が確実とかなんとか、半年くらい前に幻聴を聴いたような気がした「オール・ザ・キングスメン」がやっとこさ、4月7日から公開されることになりました。ぱちぱち〜。
公式サイトはこちら
お、ガンドルフィーニの名前が四番目にあるよ。
タイニー・ダフィって役なんだけど、旧作(この映画はリメイク)では思いっきし、今までのガンドルフィーニの映画内でのおなじみのパターンの役だったのよねん。
そう、最初、勢いよくなんか一癖ありそうに出てくるんだけど、ひと暴れした後は、いつの間にかフェイドアウトしてるという。
でも、なんつっても、ケイト・ウィンスレットの後のクレジットだから♪今回は最後までがんばってくれることを祈っておこう〜。

ガンドルフィーニの映画を劇場で見るのはもしかして「ラストキャッスル」以来かしらん。
鼻息はどうなのか。気になるぅ。

2007年03月04日

ベニー

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グラミー賞とアカデミー賞で先月は二週ほどお休みだったソプラノズですが、今月はどんな展開になるのでしょうか。
ヴィトーはどうなるのですかー。ニューハンプシャーまで誰か行くのかな。あーどきどき。

って話は全然変わりまして、「天才少年ドギー・ハウザー」の友人ビニーだったのに、いつのまにかマフィアのベニーになってた彼Max Casella。今は、クリスの右腕(リトル・ポーリーの下でもある)でがんばっとりますが、最初のオーディションでは、マット・べヴィラッカ(クリス暗殺を企てるけど失敗のせいで、プッシーとトニーに消される)、とジャッキー・アプリールJr(前ボスジャッキーの息子、賭場を襲って消される)を受けたらしい。
でも、結果的にはマットベヴィラッカもジャッキー・アプリールも死んでしまったからベニーでよかったね。なんつってもシーズン6まで出られてるもんねー。
ってベニーもどうなるんかなー。


2007年03月03日

season6の残り

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さてアメリカでは4月からスタートするソプラノズseason6の後半部分ですが、公式サイトにtrailerがあがってました。
ココ。(クリスの画像のとこの「sopranos reflections」のタイトルとこからどんぞ)