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2008年05月30日

いいともに

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ヤミーンが出てきて、驚いた。
タモさんとからんでる、この不思議。

2008年05月29日

ラスベガスをぶっつぶせ

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『ラスベガスをぶっつぶせ』観ました。
有名な実話を元にしてるらしいけど、わたしは知らずに観ました。
原題は「21」で
その数学的才能を大学の教授に見込まれた苦学生(21歳)がベガスでのブラックジャック(21)で重要な役割を果たし大儲けに力を貸すってな感じの話なんだけど、それがブラックジャックの21じゃなくて21歳の若者のドラマなほうの21に重きを置いてる映画だなーと思いました。
ベガスで大儲けするテクニックを面白く見せるってことよりも、真面目な苦学生が道を踏み外し、友達を失い、しかし昔からの友人は彼を再び受け入れ、そして彼も成長する、青春ほろ苦、成長譚のほうに力入れてる、みたいな。
それが、はいはい、またまた、青春もののお決りお決まり、てな感じじゃなくて、割とさわやかーな感じだったので、ストーリー的においおいと思うところはほんのりあったりしたけど、最後まで楽しく観られましたわ。若者たちに絡む、ケヴィン・スペイシーとローレンス・フィッシュバーンのクセのあるおっさんたちがこれまたまた若者たちの若さと青さを純粋さをひきたてることになってて、よかったです。

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あとは、主人公の親友役のジョシュ・ガット。これ見た人なら100人中、98人くらいは、うわー、顔も芝居もジャック・ブラックー、と思うとみた。
いつか二人が同じ映画に出てるのを観てみたい。

2008年05月24日

ミスト

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マーシャ・ゲイ・ハーデン、むーかーつーくーーーー(←褒めてる)。
てなわけで、『ミスト』観ました。

いやあ、ちょとこれむちゃ面白いやんかー。群集パニック劇ってたくさんの登場人物のキャラ立ちが映画の大きなツボじゃないですか。それがなに?登場人物全員が見事に描きわけられてるこのキャラ立ち見事な脚本は。そんでもって、また同じカテゴリーに所属する風貌のよく似たキャラには親切に役柄上つけてて不自然じゃないネームプレートが着けられてて、まあ観てる人間にどれが誰ってわかるようにむちゃ配慮行き届いてますよ。

で、またそれぞれの人がそれぞれの判断で行動していくんだけど、理性的(と思える)な判断をしたからって、誰かに思いやりを見せたってその人にとっていい結果になるってことにならない、また、逆に無謀で自分勝手でその時は浅はかと思える行動が悪い結果になったとはいえない、てのが、何かが潜んでいるかそれが襲ってくるかどうかわからない「ミスト」立ち込める外界の闇、と、一瞬先はもう何があるか全く見えない、人の運命=進んでみないとわからない、自分の力ではどうにもならないってことと重さなってて、ほんとぐいぐいと引き込まれる引き込まれる。

こういう「人」がよく描けてる話には別に人間襲う「何者か」は別になんだっていいっすよね。プロット上の破綻がなければ。それが、がっかーりな映画はその「何者か」の造形をCGとかでむちゃお金かけて、人間の生態やそのため起こるドラマがおざなりになりがち、ってのがものすごく多いよなーと改めてしみじみ思ったりなんかして。

とかいいながら、ちょっとジョン・カーペンターの「ザ・フォッグ」のリメイクとほんのり勘違いして映画館に入ったのはヒミツ。なんか呪い系の話かと思ってますた。
あと、あの緊急時にいちゃいちゃしてるカップルを見て、こらー、そんなことしたら死亡フラグ立つでーとココロの中で突っ込みを入れたのはわたしだけじゃないはず。

2008年05月23日

チャーリー・ウィルソンズ・ウォー

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『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』観ました。
テーマはよくわかるんだけど、ブラック・コメディにしてはちょとヌルいんじゃないかい。そんでもってブラック・コメディにしては、してやったり感(つうか毒がキマった感つうのが)がちょと足りないんじゃないかい、と思いました。
「ロード・オブ・ウォー」くらい、びしばしいって欲しかったなあ。
トム・ハンクスとフィリップ・シーモア・ホフマンが一緒の画面に入るシーンごとにわくわくして見入ってしまっただけに、肩透かし感が一段と強く感じて残念だったなあ。

それから、なんかわたし最近、映画でジュリア・ロバーツ観ると、別にジュリア・ロバーツ嫌いでもないし演技も下手とか全然思わないんですけどなんでかゴッドファーザー3のソフィア・コッポラ見てるのとよく似た気持ちになってしまって困ってしまうんですけどー。なんででしょう。

2008年05月15日

隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS

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『隠し砦の三悪人』観ました。ポスターの感じから「パイレーツ・オブ・カリビアン」風なのかしらんと思ってたら思いっきしベタに「スターウォーズ」やったよ。そのまんまのシーンと音楽を多数、 盗用 (つうかスベったパロディ?)、ごほ、げほげほ、トリビュートしてましたな。ははは。あとはまあ複数人数で旅するってことで「ロード・オブ・ザ・リング」も多々あったですのう。観ながら、うわー、黒澤ファンにもスターウォーズ・ファンにも怒られそう、人ごとながらストーリー以外のとこではらはらどきどきしたりなんかして。
椎名桔平がちょんまげダースベーダー姿で出てきた時は笑いをこらえるのに必死でした。(それも脱力系の笑い)えらいなあ俳優さんは。

それにしても樋口監督、『日本沈没』の時も大災害時、交通の分断された日本列島を縦横無尽に草薙剛が瞬間移動してましたが、緊急時は主人公たちに不思議な魔法がかかる、という法則が監督の映画では発動されるみたいですね。で、今回も脱出シーン、法則発動で魔法かかってましたがな。瘴気はどうした瘴気はあんたら鉄の肺を持っとんかい。それにその馬はどこにおったんじゃーい、ほんでその馬は瘴気では死なん神話の馬なんかい、とかまあ、数えればキリなさすぎの不思議な現象が起こる起こる。

でも、見る前はなんも思わなかったんだけど、宮川大輔は一番、キャラにあっててよかったと思いました。ちゃんと特技をコレって場面に生かせるのがスカッとしてよかったです。あと、姫様と松本潤の結末も割と嫌いじゃなかったです、とフォローしてみたりなんかして。


2008年05月03日

ブラックサイト

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うわーんグロいよー、グロすぎるよー。
その割には、わー志村後ろ後ろ〜な、つっこみどころいっぱいだよー。
この時代にFBIが15年くらい前のパソコンと聞いたらじんましん出してた会社の部長〜や課長〜くらいのネットスキルだよー。
はじめのほうから犯人がわかってるんだけど、その割りに犯人があんま魅了なくて話をひっぱるにはちょと力不足な気がしたよー。

とかいいながら、ダイアン・レインファンなわたしは割と楽しんで見たのでした。はい。
コリン・ハンクスも頑張っておりました。
犯人の父ちゃん役がむっちゃジャン・マイケル・ヴィンセントに似てたような気がするんだけど、クレジットにはなかったので勘違いか。
昔、「NEWS」のCMに出てたジャン・マイケル・ヴィンセントはものごっつう格好よかったことよのう。てなことを合間合間に考える隙と余裕を与えてくれる映画でございました。