« 2007年09月 | メイン | 2007年11月 »

2007年10月25日

マリと子犬の物語

mari.jpg

『マリと子犬の物語』観ました。
子供と犬が出て、そんでもってその子供たちは幼くして母を亡くして、お兄ちゃんのほうは妹のことを守ってね、と母親に頼まれてる、かつ、子犬も出るよ、ってな、どんな話の流れになってどんなシーンが出るかってむちゃむちゃ想像つく映画だよねーと思いながら観はじめましたよ、それでもわたしは甘かったですわ〜。

いやー、わたしの想像を上回る、泣かせよう度、感動させよう度の演出過剰で、もう子供たちそりゃ子供じゃなくて中に大人入ってますがな、犬たち、もう犬じゃなくて人間ですがな、とわたしの中の小姑がつっこみいれる入れる。

でも今回、割と子供の多い試写会で、ベタなギャグにも子供たち大うけだし、犬のマリや子犬がなにかするとかわいい〜とうっとりしたり、神妙なシーンはお母さんにいろいろ聞いたりして、子供たちすごく映画の世界に入り込んでる模様。マリを探すシーンでは一緒に「マリー」って探してるし。傍から見てて心が動いてるんだなーとなんかしみじみしたりして。
なのでちょっとわたし考え変わって、こういう感じの映画もある意味アリなんだなーと思った秋の一日。はらり〜ん。(←秋の枯葉の落ちる音)


2007年10月23日

スターダスト

stardust.jpg

『スターダスト』観ました。
ファンタジーものはもうちょっと食傷気味かなーと、ほんのり思いつつ観に行ったんだけど、テンポよくて面白いやんか!
今までのファンタジーから深刻さとダークさを薄めて冒険色を強くしたっつうのか、宮崎アニメを実写化したみたいってな映画宣伝だけど、原作のことはさておき、映画はドラクエ世界感の実写化のほうが近いと思いました。特にドラクエの”ぱふぱふ”とか”胡椒好きの王様”とかあのへんの笑いの感じのテーストがちりばめられておりました。深刻さと笑いのバランス具合が似てるっていうのかな。
終わり方がこれまたドラクエのエンディングテースト満載みたいな。
あとは観客のわたしたち以外にも一緒に主人公達の冒険をおっかけてる王位継承希望王子達(観たらわかるよん)のつっこみもこれまた楽しいのですわ。
一個だけ言うとちょっとこの世界感に馴染まない言葉やシーンが2・3個あるのがわたし的には残念かな。他の映画だと全然OKだと思うんだけど。

クレア(@いかつい)デインズがヒロインってどうよ、と思ってたんだけど、ヒロインのキャラにあっててよかったと思いましたわ。つうかむしろなんかかわいく見えたりなんかして。
もちろん、ミシェル・ファイファーの魔女もよかったですとも。ていうかこの映画の真の主人公はミシェル・ファイファーですな。

2007年10月18日

エクスマキナ

exmakina.jpg

『エクスマキナ』観ました。

ジョン・ウーがプロデューサーだけあり、マントも二丁拳銃も白い鳩ももちろん、きっちり登場しますよ!
そして今回はなんと白い鳩のうちの一羽がちょと名前あってもいい感じの役割もしたりなんかして。

で、メカのCGはかっこよかったっす。
細野晴臣の音楽もよかったっす。
女性キャラの喋り方がみんな宝塚みたいで、ちょっとウケた。

でも、男勝りでおきゃん(超死語)なヒロインがパーティで短めのかわいいドレスきてみんながお〜、ヒロイン、もじもじ。みたいなアニメお決まりのパターンが何パターンも他にも多々あったりとか、台詞もどっかのアニメで聞いたことあるよなーってなお決まりなやつが多くてまるでアニメ映画作成ソフトで作ってるみたい、せっかく面白い設定で新しいことしてるのに、残念だのう〜、と思いながらおばちゃん、観てました。

2007年10月14日

観た映画

blade.jpg

ふっふっふ『Blades of Glory』観てしまいました(自慢)。いやあ、面白かったです。
キャッチフレーズ作るとしたら”ぶつかりあう股間と股間”ってな感じ?
ウィル・フェレルがワイルド系スケーターでジョン・ヘダーがフェミニン系スケーターっす。
コメディ映画ってバカなことやってるだけでストーリーいまひとつかなーってな感じの多いけど、これはわたしの中では『ズーランダー』とか『アンダーカバー・ブラザー』と同じくらいよかったです。
ふたりともフツーに滑ってるスケートのシーン上手いなーここも吹き替え?CG?とか思ってたら、メイキングによるとワイヤーで吊られて滑ってました。
てなわけで、でっかいスクリーンでも見たいので公開が待ち遠しいです。


knock.jpg
『Knocked Up』
スーパーのDVD売り場とかDVDショップとかでやたらDVDパッケージを目にした映画。なんだろーと思ってたら帰りの飛行機でやってたのでラッキーみたいな。
『グレイズ・アナトミー』のKatherine HeiglはTVリポーターでとある番組に抜擢されて、姉と、わー、おめでとー今夜はぽーーっとパーティよ〜の羽目はずしの一夜で無職男Seth Rogen(セス・ローゲン?ローガン?)との子供が出来てしまうってな感じの出産までの話。
Katherine Heiglのお姉さんの旦那役がポール・ラッドで、Seth Rogenとの組み合わせどっかで観たことあるよなーと思ったら『40歳の童貞男』でした。


even.jpg

で、『40歳の童貞男』といえばといえばスティーブ・カレルの『エバン・オールマイティ』。ジム・キャリーの『ブルース・オールマイティ』の続編なのかな。
スティーブ・カレルの風貌が神様(モーガン・フルーマン)に課せられたミッションの内容にぴったりでした。話は『ブルース~』のほうが好きかな。あんましおお〜うらやましーってオールマイティな能力の見せ所が少なかったような気がしますわん。


2007年10月13日

読んだ本

southb.jpg

旅に出ていました。てなわけで読んだ本。お、なんか偶然にも映画になる本、二冊。てなわけでキャスティングを想像しながら読んでみる。
奥田英朗、「サウスバウンド」。
破天荒な主人公が映画では誰になるのかなーと思ったら、豊川悦司かー。えー。
いや、豊川悦司、別に全然嫌いじゃないんだけど、これはストーリーのイメージが微妙に変わっちゃう感じの見た目の違いになりそうなキャスティングなムードやなあ。

quiet.jpg

松尾スズキ、「クワイエットルームにようこそ」。
これは読みながら主人公の夫役は絶対、宮藤官九郎しかないでしょう、松尾スズキだしと思ってたら映画でも宮藤官九郎がキャスティングされててヤッホー。

小説はどちらもとても面白かった。
旅のよいお供二冊でございました。