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恋するベーカリー

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『恋するベーカリー』観ました。
アレック・ボールドウィンの胸毛がどっさーーーーー。全身ギャランドゥーというかなんというか尻の巣までつながってそうな胸毛に目が釘付けでござんした。
今回の脱ぎ要員は彼だったらしく、これが女優さんなら拍手喝さいを浴びていいくらいの見事な脱ぎっぷりでしたよ、ブラボー。

まあ、映画的には皆さんの予想を一ミリも裏切らない、まんまな映画でござんした。
既婚中年の恋愛がらみの話ってお金があるってのは重要なファクターでございますね。
人気ベーカリーのオーナーと成功した弁護士、逢瀬も高級ホテルのスィート、車はポルシェ、素敵な衣装、きちんと教育を受けた子供たち、こういう条件がくたびれた肉体の中年同志の恋愛をなんとか観られるものにしてくれておりました。(←エラソー)
これが安モーテルでの逢瀬、乗ってる車は車検落ちのカローラあたりでツーパンツスーツ&毛玉のできたセーターなふたりだと、ええ大人が分別のない!愛だの恋だの寝言は寝て言え、と憤ってしまいそうだけど、やってることは同じでも背景にお金かかってると観てるこっちもある程度のことは許せるのが、これ不思議。
お金の力って素晴らしいですね。
でもって何度か出てくるパンの焼きあがるシーン、料理の出来上がるシーンがそのいいにおいで油断すると漂ってきそうな加齢臭を頭の中からさーーっと消してくれるという、うまい作戦。
わたしもなんやかんやいいながらチョコクロワッサン食べたくなったよ。

それにしても外国の人って年取ってもセックスにかける情熱が、ハンパないんっすね。やっぱ農耕民族とは違いますですなあ、としみじみ。
でもって毎回こういう映画観ると思うんだけど、ハートウオーミング系の映画の中年の女のひとの下ネタってなんであんなに面白くないのじゃーーー。


そうそう、メリル・ストリープ、アレック・ボールドウィン、夫婦役で割といい感じに見えたんだけど、実際はいくつ同志なんだろうと調べたら、メリル61歳、アレック52歳、そんでそのふたりの間に入る、スティーブマーティン65歳てな感じ。なんだかんだいってもメリル・ストリープは若いでござんすよね。


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(ボールドウィン兄弟だよ。)
今回アレックはこの二倍は確実に太ってました。デブ好きには目の正月☆

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