サブウェイ123 激突
で、『サブウェイ123 激突』観ました。
まず、ガンドルフィーニが市長の役で出るつうんで、どういう役なんかなーと思ってオリジナルのほうを見てしまったのが失敗やったですわ。これがまあ奥さん、オリジナルがやたら面白かったんですわ。
70年代の作品なんでCGとかアクションとかそんなのはそんなに派手じゃないんですけど、ウォルター・マッソーと犯人がむちゃむちゃキャラ立ちしてていいし、なによりラストがまあ、うわーおみごとパチパチーってな終わり方。
だもんで、どうしてもこれと比べてしまうと今回の新しいのはちょっと苦しいかなあ・・・。
オリジナルの、おおーこのシーンいいなあってとこはそのまま使ってるとこがたくさんあるのに、なによりも肝心のメインのふたりのウォルター・マッソーと犯人のキャラ設定変えがもったいねーーーー。
ラストもわかりやすくしすぎでこれももったいねーーー。
そしてルイス・ガスマンの使い方、もったいねーーー。
オリジナル見てなければ、どうだったんだろう。うーーん。でももう見てしまったからなあ。ちゃんとした感想が自分でもよくわからなくなってます。
ひとつ、最大によかったところは、なんつってもガンドルフィーニの市長の役がグレードアップしてたとこ!
オリジナル見たときに、おいおいまたこんなショボい役ー??とか思ってがっくりきてたんですけど、今回の新しいほうではけっこう話に食いこんできていい感じの役になってるじゃないですか。
「なんでヘリコプター使わねえんだ」という名言も残したし。
てなわけで、”オリジナルは見たことなかったら新作みてから観るが吉、という教訓を得た今回でした。