レッドクリフ
『レッドクリフ』観て来ました。
映画的にどうとかはさておき、いやあ、楽しかったっす。
なにせわたし三国志といえば横山光輝の漫画を読んだだけくらいの思い入れのなさなので、ジョン・ウー映画としてみられたのがよかったとみた。
鳩、二丁拳銃(今回はさすがに時代的に二刀流だけど)、翻るマントのジョン・ウー三種の神器はもちろん登場。今回は鳩、大出世で家も与えられ餌も与えられ、鳩ちゃんと語らうコーナーあり、アップありメタファーシーンあり、で、これまでの苦労が報われました。鳩。大部屋人生から脱出です。
古戦法好きとしてはあらゆる角度から見せてくれた八卦の陣、わくわくしましたねえ。
張飛、趙雲、関羽の劉備軍三将軍のスーパー将軍っぷりも楽しい。
なぜかわたし周瑜(トニー・レオン)と諸葛孔明(金城武)の琴セッションではふたりが心を通じ合わせるシリアスシーンなはずなのに、妙にツボに入ってしまって笑いをこらえるのに必死でした。
で、どのシーンもいちいち発情してるトニー・レオンとリン・チーリンも脱力で楽しかった。大けがして包帯巻いてるシーンでまで発情せんでもよかろうに、とつっこみ入れてみたりして。
それにしてもトニー・レオンはがんばっておりました。他のキャストキャラがだいたいアクション、お笑い、シリアス、とか一分野担当なのに対して、お色気、お笑い、アクション、ほぼ全般のセクションに渡って担当されておられて大変だのう、主役も、としみじみしてみたりして。
あと、孫権のチャン・チェンがずーーっとピエール瀧に見えたのはわたしだけでないはず。
(トニー・レオンの後ろがピ、ピエールいや、チャン・チェン)
てなわけで後半、いよいよ突入する赤壁の戦いで観られる戦法が楽しみっす。