ゾディアック
『ゾディアック』観ましたよん。
あ。グリーン先生がヅラかぶってる!
ってこの映画、事件を解決するまでにものすごーく長い月日がかかるんですけど、その年月を表すのに、建設中のビルがどんどん完成していったり、電話の型やコーラの自動販売機の型がどんどん新しくなっていったりするんですよ。
だから、グリーン先生のヅラもその一環で年月と事件の困難さを表すために、いつかヅラをすぱっと脱ぐ捨てる場面がでてくるとわくわくしてたのに、最後までヅラはずさずだったよ。ちぇっ。
それから、ジェイク・ギレンホールに犯人と思われる男から無言のスーハーいう息だけの電話が何度かかかってくるんだけど、あれ、って絶対デブ特有の荒い息ですってば。容疑者名指ししてるようなもんですがな。あの息はデブにしか吐けないっすよ。あの電話とったのがカーメラ@ソプラノズだったら絶対「トニー?」って言うてるね。(なんのこっちゃ)
とかなんとか言ってるけど映画、よかったよ。
配役が皆、ぴったり。静かに本のページをめくっていくみたいに話はすすんで、むしろ観てるひとを突き放す感じですらあるんだけど、配役がぴったりなんで、その本を読みながら自分の頭でつくってる光景をそのまま映像で再現してくれてるって感じでどんどんページをめくって行きたい感じで映画の世界に入ってしまうんですよねー。
一個だけ不満をあげると、主人公の友人役職人のアダム・ゴールドバーグがジェイク・ギレンホールの親友にならなかったことか。なんつて
(↓アダム・ゴールドバーグ)
あ、そうそう、子供をおさわりしてクビになった「リー」役の人は「バブルボーイ」でジェイク・ギレンホールのパパ役をやってましたですな。