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江口寿史の正直日記

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『江口寿史の正直日記』読みました。
漫画じゃなくて1999〜2002までネット上にUPされてた文字での日記。
それにしても筒井康隆の好きな男の人の文章はなんとなくその文体で、明記してなくてもファンだというのがほんのりと滲み出ててなんか好きです。

今回の日記で印象的だったのは
ヘル・ボーイのマイク・ミニョーラを絶賛してたとこ。

このミニョーラという人の上手さときたらもう、イヤんなるくらいだ。俺は別にテクニック至上主義者ではない。テクニックよりむしろセンスのほうがむしろ大事だとおもってるとこもある。だけど、これほどの上手さをみせつけられると参ってしまう。センスのいいテクニシャンは無敵なのだ。(日記より抜粋)

やっぱりプロが見る目は違うなあ。
わたしとか見るとアメリカンコミックってそりゃあ作者によって違うんだろうなあとは思うけど、カルピス劇場の「ハイジ」とか「母を訪ねて三千里」とか「小公女セーラ」とかの絵を見てる感じと同じの、どれもたいして違いない絵に見えてしまうのがかなすぃです(っていうかわたしが単に鈍感すぎってなだけですね、はい)。

あと、もいっこ、矢口高雄漫画家30周年記念パーティでの寄せ書きで、さいとう・たかお先生自ら、ゴルゴ13を描いているのをみて「描けるんだ!?(失礼)」ってとこが面白かったです。

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