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第9地区

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面白かったよ!
言われてる政治的風刺ってことよりも、わたし昔のデニス・クエイドとルイス・ゴセットjrの『第五惑星』を思い出しました。

最近いろんな映画でパワースーツ(モビルスーツ?)観ること多くなったけど、この映画でわたしも初めて「運転してみたい!ぶっぱなしてみたい」と思いましたわ。

話はヨハネスブルグの町の上に突如現れ浮かびっぱなしの宇宙船の空母、そこで弱ってたエイリアンが保護されて住宅をあてがわれるんだけど、その町がスラム化、地元住民の生活を脅かすようになった彼らの強制移住を政府は決定、その責任者になったヴィカスがとあることをきっかけに・・・・てな感じなんですけど。
これが笑いあり涙あり人情ありアクションありバイオレンスあり陰謀あり裏切りありと盛り沢山。

最初不思議だったのは宇宙船で他の星に来ることが可能で、かつハイテクな武器も持ってる高度な知能を持ってるはずのあのエイリアンたちがなんであんな不潔なスラム暮らしになるのか、あれだけの知能があればもっと清潔で快適で秩序ある環境を求めるんじゃないのかなー、おかしいなあと思ってたら、知識層である上層エイリアンたちは死んで、兵隊だけ残ってるみたいだよ、ってインタビューが挟まれて、なるほどーと、とりあえず納得。んでもってこのあたりがけっこう話の重要ポイントだったりするのです。

あと、ネタバレ→エイリアンの武器を扱えるのはエイリアンのDNAを持つ者だけ←っていいアイディアですよねー。

最初のほうで主人公のヴィカスが奥さんに下っ手くそな手作りプレゼントをあげてたシーンがあるんだけどそれがラストのシーンに生きててとってもよかったなあ。

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