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ココ・アヴァン・シャネル

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『ココ・アヴァン・シャネル』観ました。
シャネルの生まれてから晩年までの波乱万丈、愛に恋に仕事にてな伝記チェックな映画なんかなーと思ってたんですが、孤児院→お針子しながら夜の酒場で芸能チックな仕事、パトロン見つけてパリ郊外へそして最初に結婚したいと思った最愛の恋人との別れ、までがメインな話でござんした。最後の5分くらいで成功した華やかな世界てのが出てくる感じかな。
なので、シャネルスーツ開発の秘話(ちらっとは作ってるとこは出るけど)とか亡命とかストによるビジネス閉鎖とかそのへんの売れてからのドラマチックな話は出てきません。

で、その当時の時代背景を考慮に入れるとしても、パトロンである将校の屋敷に押しかけ居候してるシャネルがあまりにも愛想のない図々しい居候っぷりで、ほんのりとイラ〜っとするのはわたしだけでないとみた。
また、髪をおろしてノーメークで自己主張の激しい女の演技をするオドレイ・トトゥーの風貌が、年とってからのオノ・ヨーコ風味で二人の男を翻弄する魅力的な個性の持ち主な感じには見えないのが苦しいとこかなあ。

てなわけで、次はシャーリー・マクレーンが演る『ココ・シャネル』のほう観に行ってみよう。(元はTVドラマらしい)
伝記って史実に忠実ってのもいいけどこういうファッション系のはちょっとハリウッドの脚色の入った派手なやつのほうが楽しくみられるような気がするわ〜。

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