« チェイサー | メイン | トランスフォーマー/リベンジ »

劔岳 点の記

tsurugi.jpg

キャンペーンに回ってる木村大作監督のキャラが面白かったので
『劔岳 点の記』観に行ってみました。
おお、これは「ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間」
フロド(浅野忠信)が旅の仲間を集め忠実な相棒サム(香川照之)、若くて向こう見ずなレゴラス(松田龍平)、その他、ギムリ(蛍雪次郎)、ピピン(仁科貴)、メリー(蟹江一平)、ボロミア(モロ師岡)、が、ガンダルフ(夏八木勲)の教えに導かれ、数々の苦難を乗り越え地図を作り上げる話。そう「メイキング・オブ・ザ・マップ/旅の仲間」だわ。
とか思ってたら、最後のエンドクレジットでのキャスト紹介が「仲間たち」になってたので、ちょっとずっこけました。

が、映画は、ひさびさにちゃんとした日本映画をみたぞーーてな感じの映画でしたよん。
ドラマか映画かわからん映画風じゃなくてどっから見ても映画な映画。
山の美しさと怖さはもちろん、地図はこうして作られてきたんだなあという新しいことを知れる感じ、ストーリーは淡々としてて、登場人物たちもそんなにぺらぺらとしゃべることもないけれどしっかりドラマはあるという、大人向き映画っすよ。
この映画の作られる過程と地図の作られる過程がちょっと重なったりなんかしました。
ラストも単純な「わー、よかったよかったー、万歳ー」てな終わり方じゃなくてちょっとまた違った感じの終わり方がよかったです。

監督のこれまでの経歴の所以なのかな?
香川照之、松田龍平、蟹江一平、仁科貴、などなど今回は二世の俳優さんがたくさん出てるなあとしみじみと思いながらみてました。

一個残念なところをあげるとしたら、明治時代の陸軍参謀本部 陸地測量部所属って設定の松田龍平がアップになるたびに耳のピアスホールが二個デカデカと映るとこかな。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://memomemo.s214.xrea.com/mt/mt-tb.cgi/359