インタヴューズ
で、文藝がなかったのでなんか別の本でも買って帰るかとおもって『インタヴューズ』と『そこがいいんじゃない!みうらじゅんの映画批評大全1998‐2005』 買ったりなんかしました。
前者はドイツの記者が著名人に短時間でどうでもいいものからわりと核心をついたものまで100の質問を次々としていくというもの。
で、後者はおなじみ、『映画秘宝』のみうらじゅんのコラム連載をまとめたもの。
今回、
「ハゲている男たちになにか慰めのメッセージを」という質問のジョージクルーニーの
「男たちよ、髪がなくなるとしたら、少女でなくて男性でよかったじゃないか」という答えと、
みうらじゅんの『Always 三丁目の夕日』につけた
オレはそれを「涙のカツアゲ」と呼ぶね
というサブタイトルが個人的にツボでした。
ジョージ・クルーニーとウディ・アレンのインタビュー読んでて、なんか気の利いた答えの返し方が似てるような気がするけど、実際はそうじゃなくて、書かれてる口調の文体のせいで似た感じに思えるのかな?とおもったんだけど、インタビュアーの人もふたりは似ていると書いていたので、やっぱりそうなのかーとおもったりしました。
頭の回転の早い人はやっぱ違うなあとふたりのインタビューのかっちょいい答えっぷりを読んでしみじみおもったのでした。