SOMEWHERE
『SOMEWHERE』観ました。
とりあえず思ったのは
1.フェラーリって荷物のトランクが後ろでなくて前にあるのね、
2.背の低い男優はインタビューで女優と立つ時、踏み台に乗るっていうのは本当だったのか、
てなことか。
エル・ファニングちゃんはとってもかわいかったなあ。
エッグ・ベネディクトがむしょうに食べたくなりました。あのオランデーズソースのレシピを教えてほすぃ。
とかいいながら終始一貫気持ちの底のほうで、榛野なな恵『Papa told me』を読んだ時感によく似た、”こんな大人に都合のええ小学生がおるか!”という気持ちが小川のようにさらさら〜と流れておりました。
男はいつまでたっても大人になりきれず、女は少女の時からもう大人、でも大人びていてもまだ子供、唐突に涙を見せて揺れる不安定な心を見せてみるってのもベタやのうという気持ちもさらさら〜っと。
あとスティーブン・ドーフみたいな生活でなくてもああいう虚しさと孤独感、自己嫌悪感って万人にあるものだと思ってたんですが、違うのか?
ってこれはきっとたぶんわたしがソフィア・コッポラの映画劇場でちゃんと観たの初めてなせいで、ソフィア世界の暗黙了解にある何かを理解してないのがこのもやもや〜とした気持ちの最大要因な気がするけどどうでしょう。