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女帝

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『女帝』観ました。
シェイクスピアのハムレットがベースの割りにはえらくノリが、お昼の東海ドラマっぽいなあと思いつつみていたら、なんと字幕の監修が中島丈博センセイでございました。
東海ドラマ風味の映画、ちょっとある意味面白そうでございましょう?あまりのありえなさとどろどろぶりに次どうなるんだろうと目が離せなくなるってなあの感じ。

でも、この映画、それに芸術とか西洋受けとかそういう妙な意欲を盛り込んじゃったもんだから、昼ドラのハイスピードでつれてかれるあの面白さがなくなっちゃって、テンポ悪りぃ悪りぃ。
とにかく権力争いで血が流れる場面たくさんあるんだけど、そのたびにいちいちスローモーションかかるし(いや、チャン・ツイィー演じる女帝が好きな色が茜色っていうからその色にこだわるのはわかるんだけど)戦いのたびにかならずワイヤーアクションだもんで、もう、なんかどの場面も一緒に見えるんだよーみたいな。それなくすと2時間10分から1時間40分に上映時間短縮できるとみた。

あ、でもチャン・ツイィーたんの衣装はきれいだったです。つうか全体の衣装はとてもキレイでございました。

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