007/カジノ・ロワイヤル
『007/カジノ・ロワイヤル』観ました。
お、評判どおりダニエル・クレイグいいっすね。でも、『ミュンヘン』で見た時にいい感じでこう、緩んでいた体が(特に下っ腹)が今回、ぴっしぃ〜と引き締まってたのがわたし的には不満、みたいな〜。でへ。でも、ボンド仕様に頑張ったんだなーと思いました。
ってそれよりなにより、ダニエル・クレイグもよかったけど、今回は悪役がよかったっすよ。ほれ、こういう映画の悪役って大ボスがいてあと何人かワルがいるんだけど、その中で何人かは、あんたいらんやん、て捨てキャラが2人くらいはいるじゃないですか、それが今回ナシ!どの悪いヤツもよかったですよ。
あとジャンカルロ・ジャンニーニ、最初は、今回の映画では「ポーカーのルール説明係り?」
ってな感じだったけど、彼も総合するといかにもジャンカルロ・ジャンニーニな役(どんな役やねん)でよかったっす。
あと必見はボンドの拷問シーンっすよ。むちゃむちゃ痛そうなんだけど、何故だか笑えるという。
今回の映画はスパイの秘密兵器とか(Q〜)カーアクションが控えめなぶん、生身のアクションがすごく考えられてたと思いました。冒頭のボンドがトイレでタコ殴りにするシーンから、もうパンチが重くて痛そうなのがびしびし伝わってくるんだもん。
ってなわけで、だいたいわたし映画2時間すぎると、退屈虫が騒ぎ出すんですけど、今回は楽しくすごしました。