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父親たちの星条旗

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『父親たちの星条旗』観ました。
いやあ、映画のグレード高いのはもちろんキャストが皆んなよかったです。ライアン・ヒリッペェ〜、ジェシー・ブラッドフォード、予想してたよりも全然よかったです。それにジェイミー・ベル、イイ!あまりにも役にハマりすぎてて最初彼だと気付かなかったですよ。
アダム・ビーチは『ウインドトーカーズ』のベトナムで暗号作ってた(だっけ?)と思えば、硫黄島で戦ったりと大忙しですね。バリー・ペッパーもまたまた戦場で輝いてましたよ。トム・サイズモアなき後(いや、いるんですけど、いろんな意味でげほげほ・・・)頼れる軍曹としてこれからも頑張って欲しいです。

それにしても最近のクリント・イーストウッド作品はもう、さすが76年も生きてきたせいか、「人間ってなんだ」とか「生きてるってなんだ」とか「平和」って「愛」って「暴力」って?ってな人間世界の人生渦中真っ只中にいる人間が撮った映画って感じじゃなくて、もうすべて悟った上での神からの善悪問わない大きな視線での人間語りになってるムード。すごいわー、と。
76年生きててもまだまだ生臭い人も多い中やっぱり選ばれし人は神の目を持てるのね、と考えてみたりなんかしてたんですけど。

はっ!いやいや、彼の側には彼よりももっと長く生きてきたもっと神のいる場所に近い本当の生き神さまがついてるじゃあーりませんか。撮影とか編集中はきっとこの生き神さまが彼に乗り移って自動筆記のように作品を作っているに違いない。そう神様は神様だからなんだって出来ちゃうのだ。もちろん彼もそれを知ってるからなんかのアワードの時は真の功労者としてその神様をいつも同伴して。って(おいおい)。

さて、『硫黄島からの手紙』はどんなかなあ。
がっかりしたくないキモチが大きくてなんだか観にいくのがコワイよ〜。

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