« 2011年11月 | メイン | 2012年01月 »

2011年12月18日

花のズボラ飯

zubora.jpg
「このマンガがすごい!」の2012年オンナ編一位になった『花のズボラ飯』読みました。
原作が久住昌之センセイだったので期待していたんですが今回はわたし的には、うーむ、ハズレかな。

夫が単身赴任中の食欲旺盛の小太りの30歳奥さんが手抜きごはんをひとりむさぼり食うってな内容なんですが、出てくる料理が25歳を10年以上やってるベテランズボラ奥様方にはそんなに目新しい感じのズボラ料理でもないんで読んでて食べたいなーって感じにならないと思うんすよね。ズボラ琴線にふれないっつうか。
それにホレ、もうわたしお年寄りなんでこういうがっつりって料理に胃袋ぴくりともしてくれないどころか、軽く拷問って感じる今日このごろ。
その上、食べてる時の絵が、がつがつ系な上、よだれ出たり咀嚼音まるぎこえのきちゃない系なんで、食欲中枢が軽くストライキ。(花ちゃんと一緒にごはん食べたくね〜)

一番不思議なのは、この花ちゃん、子供もいなくて仕事も書店のパートで、家も賃貸のアパートで、介護したりする人もいない感じなのに、なんであんだけ好き好きいうてる旦那と一緒に赴任先に行かないのかわからんわ〜、世帯ふたつになると余計お金もかかるじゃんねー。

200グラムで4200円の高級ステーキ肉を飽きたからつうて、後半焼肉のたれかけてかき込むってのありえんわー、栗茹でるんなら一個だけじゃなくもっと茹でりゃいいじゃんあんた大食いじゃん、ガス代もったいないぞ一個だけなんて、ごはんは口を閉じて食え、立って飯くうな、といろいろ思いながら、はっ。こうして人は姑になっていくのか、とふと我に返ったわたしなのでした。イヤー。